ブロガーはAIに駆逐される。ホームページがオワコンになる時代。

今回のブログは、
「インターネットの進化」という過去の話と、
「インターネットの衰退」という人工知能の登場で、
今後、ネット記事がオワコン化する事について、

個人的な未来予測を書いています。

はじめに(余談)

2022年くらいから急に、
「みんな大好きChatGPT!」

という感じで、パソコンに詳しくない人まで、
「人工知能(AI)に聞けば良くね!?」
みたいな世界観になりつつあります。

「意識高い系」のYouTuberとか、インフルエンサーが、
「AI使えないやつはクズ!」みたいな煽りもあって、

「いやぁ。これからは人工知能っしょ!」
みたいな感じの世の中です。

僕の場合、最初のうちは、
「はぁ!?AIが書いた文章なんか信用できるか!」
と思ってた老害思考だったんですが、
(まぁ、今でも信用はしてないんですけど)
最近使い始めちゃって、
案外これが、便利なんですよね。

んで、薄々気づいてたんですが、
これで、情報を発信してるブロガーは完全にオワコンの時代に突入したかなと思います。

インターネットが普及する前(2000年よりも前の話)

インターネットが普及する前の情報源は、
「本」だったんですよね。

あるいは、高校や大学などで教員から学んで、
それで知識を得るというのもありますが、
自分の身の回りの先生でも知らないようなことは、
「専門書」を読んだり「辞書」を使ったり、
「資格試験」を受けるために本で勉強する事で、
いろんな知識を増やすのが一般的だったと思います。

でも専門書には、
「調べたい情報だけを読めない」
という欠点があるんですよ。

分厚い本を読んで、
やっと、調べたかった要点を見つける。
こんな感じなのが、インターネット前の時代です。

それが「インターネット」の登場で革命が起きました。

インターネットの進化(2000年〜2022年くらい)

検索サイトの大手、Googleが、
「Googleアドセンス」を始めたのが「2003年」のようです。
「ホームページを作れば、グーグルからお金がもらえるぞ!」
という事で、
そこそこ知識のある人たちが、
ホームページを作り始めて、
いろんな専門知識がインターネット上に公開しはじめました。

それを「Google」という検索サイトの親玉を使う事で、
膨大な情報から、欲しい情報のサイトへ、
サクッとアクセスできるようになり。
調べることが容易な便利な時代になりました。

これの何が凄いのかというと、
今までは、図書館や本屋で専門書を買ってきて、
いろんな本を読み漁って、
「何日もかけて欲しい情報を手に入れてた」のが、
ポチポチっとパソコンやスマホに打ち込むだけで、
「秒で検索結果が返ってくる」
そこから情報を得られるようになりました。

西暦2000年より前くらいの人が、
何日もかけて調べてたことが、
数時間でかなり近い精度で情報を得られるようになったわけで、

こりゃもう、
徒歩で移動してた人間が、
新幹線に乗って移動するくらいの急成長なんですよね。

すげー時間が節約できるんだから。
「こりゃもう、完璧だぜ!!」

という気持ちでした。
人工知能が出る前までは。

インターネットの衰退:人工知能の登場(2022年〜)

時は2022年
「なんか、ChatGPTってヤツがスゴいらしい!」
「何がスゴいのかよくわからんが、ChatGPTが凄い!」
という、なんか、よくわからんが
「AIスゲー!」
という時代にいきなり突入しました。

ちなみに、Googleアドセンスが2003年なので、
約20年の時を経て、
ChatGPTという脅威が現れたんですよね。

んで、AIはいろいろと凄いワケで、
多岐に渡ってすごすぎて、
何がどう凄いのかという事を、
「ピンポイントで説明するのが難しい」んですよ。

ピンポイントで説明できないため、
平成の後半にインターネットに染まりきった現代人は、
「ChatGPTのすごいところを140文字で説明しろよ、じゃなきゃわからん。」
みたいなツイッターのノリで、
このスゴさについてけない人も続出しているように感じます。

でも、みんなスゴイ!つってんだから、
スゴイんです。

AIがホームページを駆逐する

では、何がスゴいのか。
今回は「人工知能がブロガーを駆逐する」という、
ホームページがオワコンになりそう
という所に焦点を当てて書いて行きます。
他にもスゴいところはいっぱいあるんですけど、
色々書くとゴチャゴチャするんで、
今回はブロガーオワコンに焦点を当てます。

検索サイトと人工知能の違い

2022年以前は、
「検索したら、ホームページが出てくる!」
という時代でした。

2022年からは。
「人工知能に聞いたら要点をまとめて解説」
という時代になりました。

「え!ほとんど同じじゃね?」
と思ったんですが、
同じようで同じじゃないんです。

ブログやホームページの欠点

何が違うのかを考えるには、
「ホームページの欠点」を考えると分かりやすいと思います。

そもそもホームページは、
「書き手が、読み手はこんな感じの人だろう」
と、勝手に想像して書いた物なんですよ。
大事な事は、
ホームページを書いた人間は、
読んでる人の事を全く理解していない。
という事です。
「まぁ、こんな人が読むだろう。」
という想像をして書くと思うのですが、
ザックリしたターゲットの絞り方なんですよ。

「まぁ、そりゃそうだろう。」
って話なのですが、これが厄介で、

「専門すぎる知識を書く場合」は、
どのレベルまで専門用語を使っていいのか?とか、
あんまり説明を書きすぎるとくどいかな?とか、

書く側は、読み手側のレベルの想定が難しいんですよね。
んで、これは読み手側にも影響があるわけで、

真面目な情報が書いてあっても、
「難しすぎるわ!!」とか、
「優しく書きすぎてバカにしてんのかコイツ!」みたいな、
知識レベルが合わないと、
読み解くのに時間がかかるんですよ。

でも、まぁ、
昔の「本から情報を得てた時代」に比べれば、
些細な時間ですよ。

でも、人工知能はこの、
「書き手と読み手のレベル差の時間」を、
ぶっ壊します。

読み手が知りたいであろう情報に、
情報源を合わせてくれるんですよ。

これが、なにより革命であり、
今後ブログがオワコンになるトドメの一撃になると思っています。

検索する時間のコストが大幅に減る

文章ベースで情報を得る場合は、
書き手の知識量と、自分の知識量に差が出るということから、
知識を吸収するのに時間がかかります。

なので、ホームページ以上に早く知識を吸収したい場合は、
「良い先生から教わる事」が意外と効率的だったと思います。

レベルの高い先生は、
質問した側の知識レベルを理解した上で、
レベルを合わして話してくれるので、
スムーズに知識が吸収できます。
なので、先生との時間が合えば、
ホームページで検索するよりもサクッと問題が解決します。
それが、今までの時代でした。

ですが!
ここで人工知能の登場です。

今後、膨大な情報量をベースに、
質問側の知識レベルを想定して、
質問者が分かってない部分のみをまとめて、
教えてくれる時代に突入しました。
要するに、頭のいい先生と似た事を、
人工知能で再現できてしまうわけです。

そうなると、今までの検索よりも、
圧倒的に早く知識が吸収できるようになるため、
検索したホームページを読み解く時間が大幅に減るようになるはずです。

という事は。
ホームページはAIに吸収され、
駆逐されてしまう未来が、
もう目の前っていうか、
真っ只中にいるのが、
このブログを書いてる2024年以降の出来事だと思っています。

おわり

「ブロガーはAIに駆逐される!」
というブログを書く自分。

まぁ、結論だけ書けば。
「ブログは儲からない」って話なんで、

儲ける気がなければ、
ブログはいい物だと思います。

人に読んでもらうというよりも、
自分の頭を整理するという面では、
文字にするのはものすごく有用ですし、
少なからず読む人がいるかもしれない。という環境は、
多少の緊張感とかモチベーションにつながります。

そもそも、
ブログは「ウェブログ (weblog) 」からきてるワケですから、

ブロガーがAIに駆逐され、
ウエブにログを書いてた人だけが残ってく。
原点回帰なんじゃないでしょうか。

雑記未来予想

Posted by taro