「分かりやすい説明」は「聞き手」と「話し手」のレベルが同じ状態になる事だと思う。
相手に説明する時に、
気をつけた方がいいことを、
自分の経験談から考えた、
自分に向けた覚書です。
はじめに
会話してると、
「分かりやすい説明ありがとう」
と言ってくれる人と、
「お前の説明は分かりにくい」
と言ってくる人がいます。
何が違うんだろうと思って、
昔考えたんで、そん時のメモを自分用に書いておきます。
知識量の違い。
そもそも、
人によって持ってる知識量が違っています。
知識量をベースに考えると、
[説明する側の知識 > 説明を聞く側の知識]
という感じで、
説明する側の方が、知識量が多いはずなんですよ。
そうじゃないと、説明にならないですし。
なんで、説明する側は、
話を聞く側が、どの辺まで基礎知識があるのか、
探りつつ、
「あ、コイツ、ここまでの基礎知識は持ってるな。」
という認識をした上で、
聞き手が持ってる知識は説明せずに、
聞き手の持ってない知識を説明すると、
スムーズになると思うんですよ。
なんで、説明する側は、
相手のレベルまで自分のレベルを落として説明すると、
まぁ、それなりに好印象を持たれる事が多いです。
説明が難しい相手もいる。
いろんな話を説明する時に、
「説明しやすい人」と「説明しにくい人」というのがいる
という事にも気づいたんですよね。
んで、説明するのが難しい相手ってのが、
「知ったかぶり」をする人なんですよ。
ここまでの知識あるかな?と思って聞くと。
「うん、知ってる!」とか、
「いちいち確認するな!」みたいな。
自分の知識量を相手に伝えず、
知ったかぶりをする人が結構いて、
こういう人に説明するのって、
どのレベルまで知識量があるのか分からないですから、
基礎の基礎から話す事になるから、説明が長くなるんですよね。
そうなると、結果的に
「お前の話はまわりくどい。」
とか言われてしまうわけなんですよ。
知らない事を、知らないと言えない「自尊心の高い人」や、
単語の意味は知らないのに、
単語だけ聞いた事ある状態で知ってるという、
「物事を深く考えない人」に説明する時は、
諦めた方が無難というのが、
個人的な結論です。
真剣に説明すると、
説明側が下手くそと揶揄されて、
時間割いて説明してるのがバカバカしくなります。
「まぁ、どうせ、コイツは話しても聞いてないし。」
くらいの気持ちで、
ザックリ説明するのもアリですし、
専門用語があるなら、
ガンガン専門用語を使って説明すれば、
相手は聞き返してこなくなるんで、
それで、時間を消費しない方に費やした方が自分のためです。
説明を聞く側になったら。
逆に、自分も知らない事が山ほどあるわけで、
いろんな人から話を聞く場合があります。
仲のいい関係なら、
お互いに相手の考えそうな事が想像できますが、
あんまり話した事ない相手から、
話を聞き出す場合は、
「自分はこのレベルまでは知ってますよ。」
というアピールが少しは必要だと思ってます。
自分の知識レベルを相手に提示すると、
説明する側も、
「あ、この辺の説明はカットしても大丈夫そうだな」とか、
「専門用語使っても大丈夫そうかな?」
という感じでスムーズに話が聞き出せます。
SNSの会話は不毛
最近はSNSで、いろんな人が炎上しますが、
SNSの大多数のコメントは、
完全に不毛です。
理由は簡単で、
年齢も性別も学歴も分からず、
相手の知識量が全く読めないからです。
基礎知識がズレてる人の会話が、
噛み合うはずがないんですよ。
共通の趣味でグループを作っていれば、
同じ趣味を持つという事は、
知識量なども近いので会話が成立しますが、
全くの赤の他人が自分のコメントを見る事ができる状況というのは、
かなりデンジャラスだと思うワケです。
よって、SNSで会話する場合は、
「共通の趣味のグループならギリOK」
「まったく知らない人からのコメントは無視」
というのが無難だと思ってます。
おわり
こんな感じの事を、
学生の時からメモって書いてたんですが、
まぁ、折角なんで、
誰も読んでないブログに書いとこうと思って、
書いて公開する事にしました。
公開した事に後悔したら消すかもしれません。